臨床のこと。
臨床とは、床に臨むと書きます。
では、その床とはいかなる床であるのか。
病の床、死の床である、と私の尊敬する先生は仰られた。治療とはその『床』に『臨む』のである、と。
とはいえ、私のような鍼灸按摩屋の床はなかなかそういう『床』には縁が無い。それはそうで重篤な患者さんというのはお医者さんが診るもの。我々の『床』は多少違うような気がします。
痛みの床、辛い床、しんどい床、という感じでしょうか。
その床が、安らぎの床となるように、痛みも辛さもない床になるようにするのが私の仕事なんではないかなぁ、と思います。
ぎっくり腰とか坐骨神経痛とか、寝違い、ただの肩こりさえ、寝れないほど辛い事もありますからね。
今日も明日も日夜、治療に励んでいきます。